【インド滞在記録🇮🇳】自分の役割を生きる
1ヶ月間滞在して過ごしたインドでは、
この国インドには神さまというものが存在していて、
神さまとは宗教的な意味合いではなく、
永遠の存在なのだ、
と感じました。
一般的にインドは、
「カオス」という言葉がぴったりだなぁと思う
国だと思うのですが、
ぜひ私の感じたインドでの神さまとの繋がりを通して、
自分の魂に沿って生きる感覚を
皆さんにも思い出して生きていただけたら嬉しいです。
お寺はどこにでもある
Googleマップでインドの都市を気軽に検索していただいたら分かりますが、
インドにはものすごい数の寺院があります。
ヒンドゥー寺院はもちろん、
仏教やイスラム教、そしてキリスト教の施設もたくさんあります。
全ての宗教に触れると話が長くなるので
ここではヒンドゥー寺院についてお話しすると、
寺院のほぼ全てが毎日朝4時くらいから開いていて、
仕事前にふらりと寄って手を合わせたり、
マントラ(お経のようなもの)を
唱えに行ったり。
日常の中に寺院が存在していて、
そこに足を運ぶ人たちが大勢います。
神さまが住まう国だと感じた理由
それだけお寺がたくさんあるのはどうして?と
思った方もいらっしゃるかもしれませんね。
ヒンドゥー教には、たくさんの神さまがいます。
皆さんお馴染みのシヴァ、ガネーシャ、ラクシュミなど、
ものすごくたくさんの神さまがいて、
それぞれ、神さまの得意分野があります。
インドに住む人たちの中でもヒンドゥー教徒は、
それぞれの好みの神さまを信じていて、
その神さまに挨拶に行く感じで寺院を訪ねます。
車を運転している人は、寺院の前を通ったら
車内から手をあわせる、なんてこともするんですよ。
寺院を訪ねて自分をリセット
じゃあなんでそんなにアツく信仰をするのか?というと、
「神さま=永遠の存在」と繋がることで
自分をリセットできるから、だと思います。
インドに「当たり前」なんてありません。笑
真昼の天気の良い日に停電するしね。
Amazonを頼んだのに届かなくて理由を探したら、
「受取拒否」処理したという記録になっていたり。
いろんなことがスムーズに進まないことは皆分かっているので、
他の選択肢に切り替える力はインドの皆さん素晴らしいですが、
他の選択肢の処理を繰り返して毎日を過ごすのは、
正直効率が悪いです。
移り変わる現実や、
突然対処しなくてはならないことに
気を取られていると、
私たちは自分の人生のほどんどの時間を
「対処」に充てることになるんですよね。
私たちが生きる目的
インド哲学的には、私たちの身体や心というのは、
自分の生まれてきた目的を最大限サポートするためのもので、
インドのように(自分が原因でない)うまくいかなかったことの「対処」に
時間を充てるためのものではありません。
インド哲学でも、人生において
「スヴァダルマ」(自分固有のダルマ)を果たすことが強調されます。
自分の生まれてきた目的を果たすことを「ダルマ」と言いますが、
これは、単なる社会的義務ではなく、
精神的成長の意味合いもあります。
私たちは宇宙の一部という考え方もあるので、
この「ダルマ」に沿った生き方とは
宇宙の秩序、道徳的な生き方、そして個人の本質的な性質や役割にまで
意味は広がっていきます。
もし、私たちには自分固有の生まれてきた目的があるとしたら、
ちょっとしたトラブルや対処しなくてはいけないことに
気を取られている場合ではないんですよね。
もし、1日があっという間に過ぎてしまう、
頑張っているはずなんだけどうまくいかない。
このように感じていることがあるとしたら、
自分の魂がやりたいと思っていること以外の何かに時間を
使っているサインかもしれません。
インドの寺院の役割は、
そうした忙しない日常と、
自分を切り離して、
神さま(永遠の存在です)と
繋がって、
自分の心と身体をリセットする、
そんな役割があるように感じました。
併せて次の投稿もみてね👉 「自分の魂に沿って生きること」を叶える第一歩