「人間の脳は、意識したときからスイッチが入ります」は本当か?
私は、潜在意識下の思考や、
心や魂の声を拾うことを得意としているのですが、
他の記事でも書いた通り、
「意識」とは普遍的な私たちの領域だと習っています。
だから、
「意識」という言葉を
聞くたびに、
見るたびに、
私の心はウキウキするんですけれど、
昨日だけは ザワッ としました。
それは、
「人間の脳は、意識したときからスイッチが入ります」
という1行を読んだ時。(*1)
これは本当?
気になったので、
インドの哲学を勉強している私の視点から
「意識」について深掘りしてみました。
意識のスイッチは、ずっとONが正しい
結論から言うと、
現代の神経科学の知見では、
意識は連続的なプロセス
が正しいです。
つまり、
意識のスイッチはずっとON
というよりも、
ONもOFFもなく続いている
なハズ。
「人間の脳は、意識したときからスイッチが入ります」
と言いたいのは要するに、
「人間の脳は、意識した時から
”その事柄に対して情報収集するための”
スイッチが入ります」
ということなのかな。
ちなみに
インドの哲学の中でも
私が特に好きなBhagavad Gitaには、
意識のスイッチと言う考え方はありません。
意識や脳の働きではなく、真我(アートマン)、
つまり自分の本質と繋がることを説いています。
自分の本質が磨かれるように
五感を整える方法や
身体を整える食事やハーブを使うのが
アーユルヴェーダ的なアプローチかな。
書きながら思い出したのは、
潜在意識の勉強をしている時に、
睡眠中でも脳は活発に活動している
と私は習いました。
インドでは、
「人は寝ている時に、自分の魂とお話しするんだよ」
と言われたことがあります💛
脳や意識って、
寝ている時も活発なんだね。
ということは…
「人間の脳は、意識したときからスイッチが入ります」
という言葉の背景は奥深いぞ。
意識のスイッチが入っていないとしたら…
私たちは、
死んで・・・
いるの・・・
かな??
ガーン。🤯
*1: この1行はとあるメルマガに書かれていたものなので、出典を掲載できずすみません。