悩んだ過去が愛おしくなるほどの満足感を迎えられるようになるまで
私は、
自分の専門分野であるインド医学
✨アーユルヴェーダ✨
に基づいた書籍を出版するに至りましたが、
これは私が悩んだ経験をインドの医学が解決してくれた
という個人の経験に基づいています。
そもそも私がなぜアーユルヴェーダという医学を真剣に学んだかは
どこにも書いていない気がするので、
今回は私の過去に焦点を定めて記事にしていこうと思います。
学校に行きたくなかった幼少期
私にとって幼少期は、
「今」やらなくてはいけない勉強が、
「将来」どのような形で自分の役に立つのか分からず、
とにかく学校が苦手でした。
(卒業できたことが今でも不思議。。。)
この理由は、
肉体としての自分が集中するべき「今」と、
心や魂として集中するべき事柄に
共通項を見出すことができなかったから
だと解説できます。
当時は、
やりたいことや将来の夢を語る前に、
「やるべきこと」に納得できない自分がいました。
現状を変えるために、
何をどう対処したら良いのか分かりませんでした。
願望実現リストもうまくいかなかった
「やりたいことを叶える」「願望実現」
という類の書籍は多く出版されていますが、
私の場合、
そもそもの現状をどう扱ったら良いかどうか
すら分からなかった。
本気で実現したい願望が、なかった。笑
というか、
何をどうしたいか、分からなかった。涙
仮にリストを作るとして、
例えば勉強なら、
「勉強せずに〇〇大学に受かりたい」と書いてしまったら、
もっと苦しい現実になっていたと思う。
スポーツか、アートか、
具体的に勉強以外の他の方法で
大学に入る方法を探さないといけない。
そんなこと、多分やりたくない。。。
だって、そもそもなぜ大学に行きたいのか?の
目標すら定まっていなかったからね。
ちなみに、私の個人的な経験では、
願望実現のリストは、
ある程度目標や計画が定まっている人におすすめです。
私の勉強の例のように、
・そもそもの現状をどう扱ったら良いかどうか分からない
・自分というものをどう扱ったら良いか分からない
このような場合は、リスト作成前に
他にやるべきことがある可能性が高いです。
ただ、リストを作ることで、
頭で考えていることが言語化されていくので、
プロセスを踏むこと自体は実りある経験になるハズ!
願望実現リストの作成以前にやるべきことはこれだった
私の場合、
願望実現リスト以前にやるべきことは、
自分の本音をキャッチできるようになること
でした。
これはしばらく時間がかかったのと、
なぜアーユルヴェーダがこの効果をもたらしてくれたのかを
説明できるようになるまで時間がかかったのですが、
私の思うアーユルヴェーダの肝はココだと思う!と
胸を張ってお伝えしたいと思います。
私がやったこと:腸を整える
アーユルヴェーダとは、
食事や日常生活を通して自分のバランスを整えていく
インドの医学なのですが、
「消化力」をものすごく大切にします。
この消化力のことを「アグニ」(=火)と呼び、
この火は、食べものと感情の両方を消化します。
この消化力なしに私たちは
肉体を維持することができません。
「消化力」と聞くと
「腸活」のようなイメージを
連想されるかもしれませんが、
アグニは、
私たちが日常行う食事の消化に加え、
感情の消化までを担うのがポイント。
アグニはあなたの欲まで満たす♪
消化の火であるアグニという言葉は初耳だとしても、
こう捉えてみてください。
食べることで満たされる感覚を得るのは
体内のどこでしょうか?
胃?腸?どちらもそうかもしれません。
では、胃や腸が満たされるのは、
何が満たされている時?
これは、
「食欲」ではないでしょうか。
「食欲を満たす」という表現がありますが、
これは要するに
「アグニがちょうどいい」
状態なんです。
ちなみに、
アグニがしっかりと機能している時は、
感情的にも満足感が強くなります。
アグニがしっかりと働いている時は、
欲のままに食べても、飲んでも、
問題がないのです。
それなのに
私たち、
頭で考えて食事をしていますよね。
「タンパク質が〜」
「野菜が〜」
「デザートは別腹〜」
とか。
自分の目標や理想、
叶えたいことが分からない場合は、
まずは食事を使って
自分を満たす練習をしていく
必要があるのです。
私は嫌な過去があったから食事の大切さに気づけた
私は自分の過去嫌なことがなければ、
食事に対しての学びをすることも、
インドやアメリカで本気でアーユルヴェーダを学ぶことも
おそらくなかったと思います。
終いには、
先生よりもアツく「アグニ」について語ったり、
「食欲」に素直になることの大切さに
気づくこともなかったと思います。
だから、
嫌なこと、不快なことは、
自分の人生に変容をもたらすきっかけを作ってくれる
素晴らしいチャンスかもしれない、と思います。
今では、自分が学べば学ぶほど、
伝えれば伝えるほど
受け取ってくれる人がいる日々を過ごせることが
私にとってはとても大きな満足感を得られる瞬間です!
この記事を最後まで読んでくださった方は、
ぜひ「食欲」を使って自分の理想の感覚を
キャッチしていただけたら嬉しいです!
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