魂を磨くとはいうけれど、結局何をすること?
ひとつ前の投稿で、
「魂」と「要素」の二つがこの世の中には存在していて、
この二つが混ざってしまうと理想の生き方からは遠ざかります
と書いたのですが、
これこそまさに、魂を磨くために知っておくと良い考え方です。
今回は、
どうやったら「魂」と「要素」切り分けられるのか?
に集中して記事を書いていきます。
前回のおさらい:「魂」と「要素」
あなたという存在は究極のところ「魂」であって、
それ以外の名声、肩書、住所、性別などは、
自分を構成する「要素」になります。
定義は、
魂:自分の本質
要素:魂以外のもの全て
「魂」と「要素」がまぜこぜになっている例はこれ
どっちが魂か、どっちが要素か分からない状態で
悩んでいる人がものすごく多い。
いるよね。何十年も前の業績を自慢するおじさんとか。笑
業績はあなたの本質ではなくて、ただの「見栄」っす!
本心は不安なんだと思うけど。
この例で言えば、
業績がどんなに輝かしいとしても、
その業績は「要素」です。
その要素に執着するということで、
あたかも自分の魂が誇りに持っているような感覚になります。
だから、「武勇伝」とか言っちゃう。
本当は、自分を見失っている状態そのものなんだけど。
このように、
「要素」があたかも自分の本質そのものになっていると、
自分を見失っている状態を作り出します。
魂と要素が混ぜこぜになってしまっている状態
これは、不快感を作り出します。
もし自分の人生の中で不快だと思うことがあれば、
「要素」が自分の価値の一部
になっていないか確認してみてください。
どうやったら「魂」と「要素」切り分けられるのか?
ここからは、実際に「魂」と「要素」切り分ける方法をお伝えしますね。
やると良いタイミングがあって、それは、
嫌なこと、不快だと感じることがあったとき。
魂と要素のズレの根本原因を探すチャンスです。
不快だと認識した上で、
A) 何が自分にとって理想なのかを書き出す、
B) 自分が嫌なことの根本原因がわかるまで原因を書き尽くす
ことをお勧めします。
理想はあとからついてくるので、
Bの方から始めるのが個人的にはお勧めです。
実際に書いてみる
仮に、
今嫌なことが
「ムカつくやつと働きたくない」だとします。
最初に感じたことが「あいつムカつく」、だとしても、
本当に嫌な原因がわかるように芋づる式に
紙に書いていくと良いです。
例えば、こんな具合です。
あいつムカつく
↓
あんな言い方されたくない
↓
ばかにされたくない
↓
そもそもそんな仕事やりたくなかった
↓
自分の時間が有意義に使われていない感じが嫌だ
↓
私は自分の時間をもっと大切にしたいんだ
↓
じゃあどうする?やりがいのある仕事とは?
この例の場合は、
きっかけは「ムカつく」でも、
本当に自分が取り組むべきことは
「やりがいを感じられる時間の使い方」
を探すことです。
もちろんここで、
すぐに学びたい資格や仕事があればそれを実践すれば良いですが、
そこまで焦点を絞れていないことも多いです。
私は「あなたがあなたであることを思い出す」という
魂の本音を拾うことを仕事にしているので、
魂が好きなことの見つけ方をお伝えして
この記事を締めくくりたいと思います。
魂が好きなことの見つけ方
魂は何かしらの役割を持ってこの肉体を選んできた、
と考えるのがインドの哲学です。
もしこの考え方が正しい場合は、
魂にとっても「ウキウキする瞬間」があるのです。
だから、
それがお金になるとか、人の役に立つ、などの
社会的な考え方は無視して、
自分が「ウキウキする瞬間」を意識してみてください。
例えば私なら、
食べることで健康を維持する情報を得ると嬉しい
ゴミを出さない生活をしている人と話すと楽しい
実はこの二つは関連がないように見えますが、
私の専門であるアーユルヴェーダはこの二つの要素を
兼ね備えているので、私はストレスなく
アーユルヴェーダを実践することができています。
むしろ、毎日実践したい💛ニコニコ
このように、
一見関連のなさそうな「ウキウキポイント」を
どんどん貯めていってみてください。
節約が好きなら、究極の節約家になれば良いのです。
絵を描くことが好きなら、自分が喜ぶために絵を描けば良いのです。
節約の結果は、自分に返ってくるでしょう。
完成した絵を最初に見るのは、自分です。
自分のために、自分がウキウキする感覚を拾ってください。
誰かに認められるためにやると、遠回りするのでご注意を。
これは、
魂の目的に沿って生きることができるように、
無駄や勘違いを見直していく作業です。
「要素」と「魂」を見分ける作業!
究極の魂の磨き方・・・だね💛