他の人よりも自分が意識を向けていることに気づいた働き方をしてみる
一つ前の記事に、
「自分の魂に沿って生きること」を叶える第一歩は、
他の人よりも自分が意識を向けていることに気づくこと
だと書いているのですが、これは私がアーユルヴェーダ(インド医学)を
学んで感じる喜びとも強く繋がっています。
先日、Forbsという雑誌で、「世界を変える30歳未満30人」を特集している記事があったのですが、そのうちのいくつかが、「食物アレルギーがあっても楽しめる食事」に焦点が当てられているものでした。
これをみた時に、私、驚いたんです。
「あっ、こんな視点もあるんだ!」って。
なぜなら、
「なぜアレルギーの人が増えているか」はいつも考えているのに、
アレルギーがあっても食べられる外食産業については
考えたことがなかったから。笑
これこそが
「他の人よりも自分が意識を向けていることに気づく」典型例です。
もし自分がアレルギーに悩んでいる消費者の立場だとしたら、
根本改善ができる情報を探すかもしれません。
でも、
明日レストランにいく時に自分のアレルギーを気にせず食べられる場所を見つけられたら、
その食事は予定していたものよりもずっと楽しくなるかもしれません。
どちらの役割も大切で、どちらの考え方も社会にとって意義のあるものです。
働き方を探求するにしても、
単なる条件のはめ合わせ作業ではないのです。
どの視点で物事をみるか?
自分が目指したいものは何か?
自分が他の人よりも気になっていることは何か?
魅力的な仕事の方向性が大きく変わりますね。
他の人よりも自分が意識を向けていることに気づくことで、
自分について知るきっかけになるだけでなく、
好みの仕事に就くための大きなヒントが得られるはずです。
アーユルヴェーダの視点からアレルギーの原因を特定してみる
せっかくアレルギーについて触れたので、アーユルヴェーダの視点からアレルギーに触れてこの記事を締めくくりたいと思います。
アーユルヴェーダにおけるアレルギー
アーユルヴェーダにおいては私たちは固有のバランスを持っていると考えるので、
アレルギーを持っている人が多い=固有のバランスが乱れている人が多い
と考えます。
もちろん他にも原因はあって、簡単に言うと次の3つが挙げられます。
アーユルヴェーダにおける食物アレルギーの原因
1. 「アーマ」と呼ばれる未消化の食物毒素や代謝廃棄物が体内に蓄積すること
2. 消化力の弱まり(これは前述の「アーマ」が増える原因で消化能力が落ちます)
3. 相性の悪い食品の組み合わせ
*現代医学では、食物アレルギーを免疫系の反応として捉えていますが、アーユルヴェーダでは消化や体内のバランスに焦点を当てています。
特に消化の乱れはあらゆる病気の原因にも。