断捨離と真の豊かさをインドの哲学に沿って考えてみたら幸福学になったという話

有名なココシャネルは、

亡くなる前にクローゼットにあったのは、

シャネルの服2着だけ、だったそうです。

本当に必要なものって、

案外多くないんですよね。きっと。

そして、

その2枚で良いのだと決められる心がすごい。

私の場合、

2枚の服を選ぶのは問題ないけれど、

シルク生地の薄い服を選ぶと思う。

でも、選んだ後に、

おそらく冬は寒くて困ってしまうであろう服をなぜ選んだのか?

と後悔する日が来る気がする。

ココシャネルだったら、

寒いとか暑いとか、考えた上で2着を手元に置いたのだろうか?

寝巻きは香水だったのだろうか?

下着も2着なのかな?

などと雑念が入った妄想が膨らんでしまう私ですが、

所有することと幸福は一致しないのだと納得できたら、

これは素晴らしい幸福の鍵を手にしたのと同じだなぁ、と思うのです。

この日記帳では、

断捨離と真の豊かさを元にした幸福について

まとめてみます。

幸福への鍵はすでに定義されていた

古代インドの聖典「バガヴァッド・ギータ」の教えによると、

「執着からの解放」が幸福への鍵

だと説いています。

私たちが物質への執着に囚われると、

心は常に不満と欲望のサイクルに閉じ込められてしまうのです。

だから、

執着として視覚的に現状と変化がわかる断捨離は、

心のバランスを整えるために、

とってもおすすめです。

人生を好転させるためにも、

持ち物には意識を払いたいですね。

断捨離は、今現在で私が思う、

最も簡単で、かつお金がかからないセルフヒーリングです。

潜在意識を変えて自分の不満を解放する方法もありますが、

自分でできる人は限られますので。

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断捨離をして心を整える

断捨離の実践は「アパリグラハ」

というヨガの教えにも通じます。

持ち物を洗練させることで、

心の平穏を得るという考え方です。

バガヴァッド・ギータでも同様に、

物質的な所有よりも内面の豊かさを大切にすることが強調されています。

私たちが持ち物を手放すとき、

その物への執着も手放しているのです。

執着してはいけないのではなくて、

何が自分にとって大切かが明らかになる感じ。

心が乱れていては、大切なものは見つからないから。

心の断捨離はこれをやる

クリシュナ神はアルジュナにこう教えます。

「行為の結果に執着せず、ただ義務を果たせ」。

これは、

心の断捨離のやり方。

また、バガヴァッド・ギータでは

「サットヴァ」(純粋性・調和)の重要性も説かれています。

断捨離によって家の中が整理され、

清潔になると、

心もサットヴァ的な状態へと導かれます。

物理的な空間の調和が、内面の調和をもたらすのです。

過剰なものを排除し、

バランスを取り戻すことは、

調和のとれた空間づくり、かつ

行動を変える第一歩です。

今日からひとつだけ、いらないものと縁切りしよう

「必要のないものを手放す」という行為は、

執着からの自由への一歩。

バガヴァッド・ギータが私たちに示す真の豊かさとは、

持つものの多さではなく、心の平和にあるんですよね。

私の場合は、毎月出張があるので、

私は両手に抱えられるものしか持てないんだ、

と強く実感しています。

それに、持てる量だけでも十分満足できるんです。

もし旅先で何かお気に入りのものに巡り合ったら、

そのお気に入りを持って帰るだけの余裕もあるわけで。

断捨離は、我慢ではありません。

ものとの適切な関係を気付ける春にしたいですね^^

そろそろシルクの服だけで出かけられる季節になってほしいな〜。

by Jessica Kato 加藤ジェシカ

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