魂の願いに沿って生きていないとこんな人生になる
今日は、私の過去の経験を例に挙げながら
魂の願いに沿った生き方ができていない状態について書いてみようと思います。
この日記帳を読めば、魂に沿って生きているか、そうでないかがわかるかも^^
「自分よりデキる人」に会うと落ち込む症候群
私は留学をしたくて頑張って英語を勉強したのですが、
自分がどれだけ頑張っても、
自分よりも成績が良い人を見つけては、
いつも劣等感を感じていました。
留学に関しても、
願った通りにスウェーデンに留学したのに、
(スウェーデンはとても良い場所でした♡)
留学先で、生活費まで補助してもらえる奨学金をもらっている学生に会って、
「あっ、私は二つ(も)奨学金をもらったのにダメだ」
とものすごく落ち込んだんです。
ある程度結果を残せていることなはずなのに、
いつも辛さを感じていました。
結果を出しても満足できないのはなぜか
世の中には、
結果が出せたとしても、
周囲から称賛されても、
願った通りの結末を迎えたとしても、
最高に喜べない現実を経験している人がいます。
ヒーリングの世界だと、
最高に喜べない現実を経験しているのは、
結局は自分が「喜びたくないからだ」、
という趣旨の言葉を言う人がいますが、
(その考察が仮に正しかったとしても、)
私の場合、
「じゃあなんで私は喜びたくなかったのか?」
と自分に問いかけてもその答えはわかりませんでした。
結果が出せても満足できないループにはまっていたのは、
「自分の魂の願い」と「達成するべき事柄」のズレがあったんだと思います。
これをインドの哲学書では、Samyoga(サムヨーガ)として紹介されています。
自分の中で魂とそれ以外のものが混乱していると辛くなる
前述のSamyoga(サムヨーガ)は、自分の本質とそれ以外のものが混同してしまっている状態を指します。
Samyoga(サムヨーガ):自分の中で魂と物質が混乱している状態
ここでいう「物質」は、魂以外の全てを指します。
肉体も、潜在意識も、はたまた私が持っている英検やTOEICの資格なども「物質」に入ります。
「物質」だと言葉が分かりにくいので、この日記帳では「魂」と「それ以外のもの」で統一して記載していきますね。
自分の魂の願いと、それ以外のものがごちゃ混ぜになっていると、
何が自分にとっての真理であるか、が分からなくなります。
私の留学の例で言えば、
本気で留学をしたかったので、
(親や先生から勧められた事柄ではありませんでした)
自分が選んだ学校に入れたらそれでOKだし、
スウェーデンに留学することは、
自分が求めていたことでした。
学校の情報を収集したり、
奨学金のもらい方やもらえるように作文を書くのは
苦にならずにやることができました。
ある程度の負荷がかかっていたとしても、
本気でやりたいことと向き合えていたという自負はあります。
ただ、私の場合の問題は、
その留学を叶えた後に他人と比較する部分が
自分の価値の一部に入ってしまったことが問題でした。
前述のSamyogaで言えば、
留学した先で経験することは、
自分の本質とは直接関係ないことです。
仮に誰かが自分よりたくさん奨学金をもらっていたとしても、
自分の留学という時間が洗練されることも、
逆に質が悪くなることもありません。
それなのに他人と比較して落ち込むということは、
・自分と他人との境界線が曖昧であったこと、
・自分が望んでいるものが不明確になってしまったこと、
このあたり(これがSamyoga)が原因であったと思います。
自分の中で魂とそれ以外のものが混乱していると
辛くなる例かなと思うのです。
私は潜在意識のリーディングを通して
色々な方の魂の願いを発掘することを得意としていますが、
「そこにいること」が魂の願いであるという結論に達したことが
何度もあります。
私の留学の例で言えば、
「スウェーデンで20歳を迎えること」
が私の魂の経験したかったこと
である可能性も十分にあるのです。
だから、Samyogaのように、
魂の望み以外のことに意識が向くと、
苦しさや劣等感を感じてしまったのかもしれません。
あなたらしさ、を邪魔するものを取り除く
学生時代成績が良くて良い会社で頑張っている人、
コンプレックスを乗り越えて経済的な豊かさを手に入れた人、
そんな人がもし
「なんかうまくいかない」
「このままで大丈夫かな」
などと不安を感じている場合は、
魂の願いのままに生きることができていない可能性があります。
他の人よりも多くのことができることは、
あなたがあなたらしくあることと、
必ず一致することとは限りません。
あなたらしさを邪魔する何かがあれば、
早めに取り除いておきたいですね。
私の場合は、
今では、自分は豊かな留学生活を送ることができたと思っていますし、
「またいつでも帰っておいでね」と言ってくれる
家族に近い関係も築くことができたことが本当に嬉しく思えています。
この経験は、世界を旅することを可能にしてくれました。
魂の願いが分かったらそれに沿って生きるだけなので、
これからの人生は、たくさんの必然に恵まれるようになりますよ!